3章の問題を比較します。比較対象は、第8版3刷。削除と追加が殆ど無いのに、問題の順序を入れ替えているのは、どう言う意味があるのでしょう。
(8/13追記)旧3章の1個の問題が削除されました。
8版3刷 | 9版 |
3-1 | 3-1 |
3-2 | 3-2 |
3-4 | 3-3 |
3-9 | 3-4 |
3-5 | 3-5 |
3-6 | 3-6 |
3-7 | 3-7 |
3-8 | 3-8 |
3-3 | 3-9 |
3-10 | 3-10 |
3-11 | 3-11 |
3-12(熱放射) | 削除 |
3章の問題を比較します。比較対象は、第8版3刷。削除と追加が殆ど無いのに、問題の順序を入れ替えているのは、どう言う意味があるのでしょう。
(8/13追記)旧3章の1個の問題が削除されました。
8版3刷 | 9版 |
3-1 | 3-1 |
3-2 | 3-2 |
3-4 | 3-3 |
3-9 | 3-4 |
3-5 | 3-5 |
3-6 | 3-6 |
3-7 | 3-7 |
3-8 | 3-8 |
3-3 | 3-9 |
3-10 | 3-10 |
3-11 | 3-11 |
3-12(熱放射) | 削除 |
2章の問題を比較します。比較対象は、第8版。
(8/13追記)新規に7個の問題が追加されました。
(8/13追記)旧2章の5個の問題が削除されました。
(2016/09/19追記)旧2-32,旧2-37,旧2-40を追記しました。
(2016/10/13追記)所有参考書(10)の該当ページを追記しました。
第8版 | 第9版 | 所有参考書籍(10)「演習形式 材料力学入門」,寺崎俊夫の該当ページ |
2-1 | 2-1用語追記 | 55,57,65,66,73-75 |
2-2 | 2-2記号変更 | 54,60 |
2-3 | 2-3 | 60 |
– | 2-4(新規)単軸の応力-ひずみ関係 | 55,56 |
– | 2-5(新規)単軸の応力-ひずみ関係 | 57 |
– | 2-6(新規)応力の座標変換 | |
2-8 | 2-7問題の係数を変更。記号を変更。 | 117,118 |
2-12 | 2-8 | 54 |
2-13 | 2-9 | 98-100 |
2-14 | 2-10 | 81-83 |
2-15 | 2-11 | 86-88.カスティリアノの定理を用いて解いている。 |
2-16 | 2-12 | 100-102 |
2-9 | 2-13 | 62,63 |
2-10 | 2-14 | 14,15,62,63 |
2-22 | 2-15用語変更 | 197,198,199 |
2-20 | 2-16 | 65,66,73,74 |
2-21 | 2-17説明追記 | 65,66,73,74 |
– | 2-18(新規)主応力 | 70,71 |
– | 2-19(新規)主応力 | |
2-24 | 2-20 | 124-126 |
2-25 | 2-21 | 116-118,133 |
2-26 | 2-22 | 131 |
2-27 | 2-23 | 135,161-165 |
2-28 | 2-24 | 168-173 |
2-29 | 2-25 | 148-151 |
2-30 | 2-26 | 146-147 |
– | 2-27(新規)フリーボディダイアグラム | 17-19 |
– | 2-28(新規)フリーボディダイアグラム | 119 |
– | 2-29(新規)フリーボディダイアグラム | 117-118 |
2-23 | 2-30 | |
2-34 | 2-31 | |
2-35 | 2-32 | |
2-33 | 2-33 | |
– | 2-34(新規)材料の破損 | |
2-36 | 2-35用語変更、図削除 | |
2-39 | 2-36 | |
2-38 | 2-37 | |
2-41 | 2-38 | |
2-31 | 2-39 | |
2-19 | 2-40 | |
2-18 | 2-41 | |
2-17 | 2-42 2-12分も略さず記述 | |
– | 2-43(新規)材料試験 | |
2-42 | 2-44 | |
2-4(応力ベクトル) | 削除 | |
2-5(応力成分の座標変換) | 削除 | |
2-6(主応力) | 削除 | |
2-7(主応力) | 削除 | |
2-11(平面応力等) | 削除 | |
2-32(材料と破損) | 削除 | |
2-37(疲労) | 削除 | |
2-40(疲労) | 削除 |
1章の問題を比較します。比較対象は、第8版。
削除2問、新規4問(2016/8/13追記)
第8版 | 第9版 |
1-1 | 1-1 |
1-2 | 1-2 |
1-3 | 1-3 |
1-4 | 1-4 |
1-5 | 1-5 |
1-6 | 1-6 |
– | 1-7(新規)初期値・境界値問題(Initial value problem/Boundary value problem) |
– | 1-8(新規)支配方程式 |
– | 1-9(新規)1階微分の差分近似 |
– | 1-10(新規)2階微分の中央差分近似 |
1-7 | 1-11 |
1-8 | 1-12 |
1-9(応力テンソル,主応力) | 削除 |
1-10(仮想仕事の原理) | 削除 |
各章の問題数の比較をしました。
比較対象は、第8版3刷。増減をどう解釈するべきかは追々考えて行きます。
章番号 | 章タイトル | 第8版3刷 | 第9版 |
1 | 計算力学のための数学の基礎 | 10 | 12 |
2 | 固体力学の基礎 | 42 | 44 |
3 | 熱伝導の基礎 | 12 | 11 |
4 | 有限要素法の定式化 | 32 | 31 |
5 | 有限要素法の実践 | 29 | 29 |
6 | 数値計算法の基礎 | 16 | 14 |
7 | 要素テクノロジーの基礎 | 19 | 17 |
8 | モデリングの基礎 | 24 | 32 |
9 | 境界条件の使い方の基礎 | 38 | 33 |
10 | プレポスト処理の基礎 | 27 | 43 |
11 | 結果の検証の基礎 | 19 | 17 |
12 | コンピュータの基礎 | 35 | 27 |
13 | 計算力学技術者倫理 | 10 | 12 |
参考文献です。削除された文献は省略しました。第8版との違いです。
材料力学、弾性力学
追加書籍:日本機会学会編、JSMEテキストシリーズ演習 材料力学、(2010)、日本機械学会。
書籍改訂:日本機械学会編、機械工学実用便覧 改訂第6版(1990)->第7版(2011)。
有限要素法
追加書籍:
長嶋、これだけ!有限要素法、(2015)、秀和システム。
邵、基礎からわかる有限要素法、(2008)、森北出版。
矢川・吉村、シリーズ現代工学入門 計算固体力学、(2005)、岩波書店。
書籍改訂:
菊池、有限要素法概説 (1980)->(新訂版),(1999)
日本計算工学会編;竹内・樫山・寺田,計算力学:有限要素法の基礎(2003)->(第2版),(2012)。
V&V
追加書籍:
白鳥・越塚・吉田・中村・堀田・高野,工学シミュレーションの品質保証とV&V,(2013),丸善出版。
数学,数値計算
追加書籍:
日本機械学会編,JSMEテキストシリーズ 機械工学のための数学,(2013), 日本機械学会.
日本機械学会編,JSMEテキストシリーズ 演習機械工学のための数学,(2015), 日本機械学会.
片岡・安田・高野・芝原,数値解析入門,(2002),コロナ社.
片桐・室岡・志賀,新・数学とコンピュータシリーズ 数値計算,(1995),東京電機大学出版局.
長谷川・吉田・細田,工学のための数値計算,(2008),数理工学社.
安田,数値流体基礎,(2008),コロナ社.
コンピュータ関連追加書籍:半谷・見山・長谷川,コンピュータ概論,(2008),コロナ社.
安井・木村・辻,コンピュータ概論 基本を学ぶ,(2011),オーム社.
白鳥他,コンピュータ概論(未来につなぐディジタルシリーズ),(2013),共立出版.
寺嶋・朴・安岡・平野,はじめて学ぶコンピュータ概論・ハードウェア・ソフトウェアの基本,(2016),コロナ社.
栢木,イメージ&クレバー方式でよくわかる栢木先生の基本情報技術管理室,(2016),技術評論社.
8/2に全面改訂された標準問題集第9版(2016/7/31)が郵送されて来ましたので、その調査を開始します。
先ずは、第8版との違いを調べます。問題自体を調査する前に、目次等を調べます。第8版は「第8版」又は「第8版3刷」を使用します。これらの違いは軽微です。今日は第8版3刷を使用します。
「はじめに」を比較しましたが、編集上のごく僅かな差が有るだけでした。
「本書の使い方」の違いは、各章のタイトル変更に伴う物とごく僅かな編集上の変更でした。
目次の違い
4章が、「有限要素法の基礎I」から「有限要素法の定式化」へ。
5章が、「有限要素法の基礎II」から「有限要素法の実践」へ。
7章が「要素の選択」から「要素テクノロジーの基礎」へ
認定技術者の認定レベル
大はずれを出すことなく->大きく誤ることなく
分野及びキーワード
分野及びキーワード)1章:ベクトル解析削除。以下は追加。行列式、テイラー展開、偏微分、グリーンの公式、初期値・境界値問題。
分野及びキーワード)2章:削除は、平面応力、平面歪、軸対称。変更は「梁の曲げ変形」->「梁の曲げ」。追加は、引張・圧縮・捻じり、主応力、フリーボディダイアグラム、ミーゼスの相当応力。
2016/08/30「梁の曲げ変形」の箇所を修正。
分野及びキーワード)3章:削除は輻射伝熱。追加は、フーリエの法則、熱伝導率、及び伝熱問題の境界条件。
分野及びキーワード)4章:「連続体と離散化の関係」->「連続体の離散化」に変更。「変位-ひずみ関係・マトリックス(変位関数・形状関数)」->「ひずみ-変位関係」と「形状関数」に変更。「応力-ひずみ関係・マトリックス(構成方程式)」->「応力-ひずみ関係」へ。
分野及びキーワード)4章:「剛性方程式」->「剛性マトリックス」へ変更。
分野及びキーワード)5章:削除は、「誤差」と「熱ひずみ」。
野及びキーワード)5章:追加は、「境界条件の基礎」と「有限要素法のアルゴリズム」。変更は、「変位境界条件の処理」->「変位境界条件(幾何学的境界条件)の処理」へ、「荷重境界条件の処理(集中力、表面力、体積力)」->「荷重境界条件(力学的境界条件)の処理」。
分野及びキーワード)5章:「熱応力の処理」も削除。
分野及びキーワード)6章:削除されたのは、精度、使用メモリー、ソルバーと計算時間。変更されたのは、「内挿・外挿」->「補間」、「ソルバー(直接法と反復法)」->「連立一次方程式のソルバー」。
分野及びキーワード)7章:削除されたのは、「要素と数値積分」。追加されたのは、「構造要素と連続体要素」、「ベルヌーイ・オイラーはり要素」。変更されたのは、「要素と解析精度、解析時間との関係」->「要素と解析精度、解析時間」。
分野及びキーワード)8章:削除されたのは、「現実問題からソリッドモデルへ」、「現実問題から対称問題(形状・境界条件)へ」。追加されたのは、「解析目的の設定」、「構造のモデル化」、「材料のモデル化」。
分野及びキーワード)8章:変更されたのは、「現実問題から1次元モデル(トラス、はり)へ」->「1次元モデル(トラス、はり)」。
野及びキーワード)8章:変更されたのは、「現実問題から2次元モデル(平面応力、平面ひずみ、一般化平面ひずみ、軸対称)へ」->「2次元モデル(平面応力、平面ひずみ、一般化平面ひずみ、軸対称)へ」。
分野及びキーワード)9章:変更されたのは、「剛体モードと境界条件」->「剛体モード」
分野及びキーワード)10章:追加されたのは、「FEMの作業手順」。
分野及びキーワード)10章:変更されたのは、「CADファイル形式の名称」->「データ形式(CAD、STL、CSV)」
追加されたのは、「CADに関連する知識(CADの曲面、パラメトリック機能)」。
変更点:「メッシュ作成上の一般的注意事項(要素のゆがみ、要素寸法変化、応力集中部、曲げ変形)」->「メッシュ作成上の一般的注意事項(要素データの検証、要素の特徴、応力集中部、自動メッシュ生成、アセンブリ)」
変更点:「変位・ひずみ・応力の出力(節点量、積分点量)(応力の各成分、相当応力)」->「出力する物理量(変位・ひずみ・応力)」
変更点:「結果の可視化(コンター図、ベクトル図、主応力図)」->「可視化(コンター図、ベクトル図、主応力図、描画技術)」
変更点)11章:削除された物は、「応力集中部のメッシュ設定と精度」。「V&V」が追加された。
変更点)11章:変更された物は、「材料力学公式との比較」->「理論解との比較」、「解析結果の良否の定性的判別」->「解析結果の良否の定性的評価」、「入力データの単位と出力データの単位の関係」->「単位」
変更点)12章:追加された物は、システムの構成と方式(クライアントサーバシステム)」。削除された物は、「CAEプロセス」。
変更点)12章:変更された物は、「ファイル転送」->「ネットワーク技術(データ転送等)」、「計算精度」->「情報の基礎理論(計算誤差、文字コード、整数の四則演算)」、「記録媒体」->「ハードウェア(補助記憶装置)」。
変更点)12章:「プログラミング言語」と「ファイル形式」と「OS」->ソフトウェア(OS、記憶装置、プログラム言語)」
変更点)13章:追加された物は、「技術者倫理」と「業務委託上のトラブル」。削除された物は、「ミス発見時の対応」。