S51計算力学固体2級標準問題集第9版調査_問12-9(新規)

20秒掛かりました。

ネタばれ注意です(正解を書きます)。
問題文の全文引用はしません。自分で入手して読んで下さい。

問題文のテーマは「高速化方式」です。ポイントは、「高速化させる技術」、及び「不適切なもの」です。

「不適切なもの」を選択するという事は、「適切な物が3個有る」という事です。

全ての選択肢に順に目を通します。

選択肢①は「マルチコア/メニーコア」です。各コアに処理を分担させるので、高速化させると判断します。

選択肢②は、「パイブライン」です。パイプラインについては、著者は先日迄良く知らなかったのですが、もっと若い章の別の問題を解く過程で、知識を得ました。言ってみれば流れ作業です。高速化させると判断します。

選択肢③は「キャッシュ」です。キャッシュとは計算結果のうちごく小量を特殊な高速メモリに保存するメモリの事です。高速化させると判断します。

選択肢④は「DMA」です。正直言ってDMAが何だか著者は知りませんが、CAEとは関係なさそうだと言う事は分かります。高速化には不適切だと判断します。

④を解答とします。

解説を読んだ上での考察:

解説を補足します。DMAはDirect Memory Accessの略です。これに対する単語はPIO (Programmed I/O)です。DMAとはDMA方式とは、CPUを介さずに「直接」メモリにアクセスすることを言います。CPUの代わりをしてくれるのが「DMAコントローラ」というデバイスで、略してDMAC(でぃーまっく)とも呼ばれたりします。

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