■ サンプル-1 テキスト抜粋
1.4章 有限要素法の基礎T
問4-1 有限要素法の概要 A S *****
(1)Aは「要素数」ではなく、「節点数」であるべきなので、明らかに誤りである。
(2)他は解説の通り。選択肢の文章は少なくとも暗記すること。
問4-2 離散化 B S *****
(1)個々の手法の中身を全部暗記する必要はない。各手法が、離散化手法なのか、 連立一次方程式の解法なのかを暗記すること。只、好奇心で、Wikipedia等を 読むのは良いことである。まとまった解説を読むと却って暗記しやすいものである。
(2)Bが正しくないのは、明らか。
問4-3 ひずみエネルギ C S ****
問4-4 ひずみエネルギ A S *****
(1)ひずみエネルギの積分式は暗記すること。特に1/2に留意すること。
(2)全ての成分が、漏れなく足し合わされていること。
(3)よってAが正しい。
問4-5 ひずみエネルギ B F *****
(1)解説の二つの図を暗記すれば、解は自明である。
(2)ポテンシャルエネルギ、コンプリメンタリエネルギ、どちらも定義式を暗記すること。
問4-6 離散化-エネルギ原理 B F *****
(1)Π=ku2/2 - fuは暗記すること。特にfuに負号が付くことを覚えること。
(2)最小ポテンシャルエネルギの原理は、δΠ=0であることを暗記すること。
問4-7 離散化-エネルギ原理 @ S *****
(1)暗記のみ。但し、解説中の式の暗記は不要。
(2)応力法というのは、「節点の等価節点力を未知数とする」であることを暗記すること。
問4-8仮想仕事の原理 @ S *****
(1)一見難しいが、意外に簡単。
(2)内力のなす仮想仕事=外力のなす仮想仕事の方が覚えやすい。 外力のなす仕事に、負号をつけるのがピンと来ない。
(3)仕事=力 x 変位 なので、正解は自明。掛け合わせる力と変位は同じ部材のものであること。
■ サンプル-2 暗記項目集抜粋
4章
(1)有限要素法の概要(4-1)
(a)FEMでは、数学的に偏微分方程式で記述できる連続体の問題を解くことが出来る。
(b)FEMでは、節点数が同じであれば、種類の異なる要素を用いても コンピュータにおける必要なメモリ容量は変わらない。
(c)FEMでは、 対象となる領域内で、支配方程式を満足するように近似方程式を作る。
(d)FEMでは、変分原理とガラーキン法が、理論的基礎となっている。
(2)離散化(4-2)
(a)ガラーキン法は、離散化手法。
(b)レイリー・リッツ法は、離散化手法。
(c)ガウス・ザイデル法は、連立一次方程式の解法。
(d)差分法は、離散化手法。
(3)ひずみエネルギ(4-4)
(a)
(b)二次元弾性の場合、
(4)離散化-エネルギ原理(4-7)
(a)応力法というのは、「節点の等価節点力を未知数とする」有限要素法の一つの 定式化である。殆どの有限要素法商用コードは、「節点変位を未知数とする」 変位法の定式化を採用している。
(b)変位法では、仮想仕事の原理を、応力法では、補仮想仕事の原理を用いる。
(5)仮想仕事の原理(4-8)
(a)内力のなす仮想仕事=外力のなす仮想仕事
(b)仕事=力 x 変位。掛け合わせる力と変位は同じ部材のものであること。
(6)仮想仕事の原理(4-9)
構造問題の正解では、問題が安定な釣合い状態に有り、ポテンシャルエネルギが 最小になっている。
(7)仮想仕事の原理(4-10)
構造問題では、仮想仕事の原理により、釣合い方程式を代替することができる。
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